映画『母しゃんの子守唄(仮題)』を支援する会映画『母しゃんの子守唄(仮題)』を支援する会

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映画への想い

監 督

山田 武

監督 山田 武私と今回の企画との出会いは、本当に貴重なご縁であったと思います。私が子供の頃、肌で感じていた近隣の方々や親子との関係性は、昨今、少なからず変化しているように思います。その変化には良きものもあれば、憂いをもって見つめるものもあります。

自分の親達が大事に培った日本人の情緒感というものを今一度見つめ直し、更に混迷するでありましょう社会情勢を乗り切る力を皆で培い、確認することはとても価値あることではないかと思います。私は、そのことを呼び覚ますに値するこの原作の映画化の実現を心より願って止みません。

やまだ たけし
熊本県立熊本高等学校卒業。早稲田大学第一文学部文芸科卒業。大学在学中より演劇活動を始め、蜷川スタジオなどを経て美輪明宏氏の舞台にレギュラー出演。「黒蜥蜴」「近代能楽集」「双頭の鷲」など。演技講師、脚本、演出も手掛ける。2002年、舞台から映画に転向。映画プロデューサーを経て、第一回監督、脚本、プロデュース作品『聞こゆるや』は東京国際映画祭にも出品。今後も、熊本や九州を舞台とした作品を企画中。

原 作

丸木 政臣

原作 丸木政臣 かつて私の自伝小説ともいえる『母しゃんの子守唄』を出版したとき、恵介さんはこんな文章を寄せてくださいました。「阿蘇の風景は私も大好きで、日本で何処が一番好きかと訊かれますと、西では阿蘇、東では美幌峠と答えているほどです。先生の風景描写を読み乍ら懐かしくてたまりません。ましてや母と子の愛情の美しさは心をゆさぶられます。私には映画のイメージが浮かんで困るほどです・・・・」

この度、齢若い山田さんが木下監督の意思を継ぐ想いを込めて、映画化の実現に名乗りをあげられました。山田さんは熊本出身で、いま、私の生まれ故郷の阿蘇の宮地に事務所を置き全力をこの作品に注いでおられます。また、その監督としての力量は、映画関係の方々にも大きな期待を寄せられていると聞いております。私は山田さんの手によって必ず素晴らしい映画が出来上がると信じていますし、大監督木下さんにも心から喜んでいただけると思っています。皆様のお力添えをこころから望んでおります。

まるき まさおみ
1924年阿蘇出身。熊本師範学校卒業。陸軍入隊、戦後家事に従事した後、熊本大学教育学部附属中学校で教鞭をとり、1955年に私立和光学園へ。幼稚園から高等学校まで校長、91年から園長・副理事長を勤めた。長年の教育実践活動が認められ、2000年にペスタロッチー教育賞受賞。主な著作に『母しゃんの子守唄』『今沖縄を考える』『学校が変わる日』『こぶし咲く庭』ほか。